sorry,Japanese only.
<移転のお知らせ>
長らくご観覧いただいた当サイトですが、諸般の事情がありまして(要するにお金がない)、閉鎖を余儀なくされました。
しかし、一部のコンテンツ、特に各横溝ファンの方々の祝辞(このページの下の方)については、「半永久的に保存する」、とお約束しております。
また、横溝正史については、新しい文献やサイトで研究が進んでいます。
そこで、中途半端なサイトですが、私(早見慎司)の個人公式サイトの一部に、統合して回避する事にしました。
(まあ、それも長くてあと30年ぐらいなんですが)
とりあえずは、移転の準備に1ヶ月、移転に1ヶ月ぐらい、お時間をいただければ幸いです。
勝手なお願いですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2020/10/29 管理人:早見慎司(早見裕司)
★読む上でのご注意★
1)このサイトは、横溝正史の角川文庫に色を合わせてデザインしていますので、人によっては読みづらい配色になっていると思います。
その場合は、Firefoxでは「表示」→「スタイルシート」→「スタイルシートを使用しない」を選択し、IEの場合は……と書こうとしたのですが、IE6をいじってみても、CSSを外す方法が見つかりませんでした(どなたかお助け下さい<(_
_)>)。とにかく、スタイルシート、またはCSSを外すと、読みやすくなります。
2)サイトの内容が更新されないまま、異常に長い時間が経っていること(当サイトでは半年が目安)があります。この場合、みなさんのパソコンにキャッシュとして過去のページが読み込まれ、消えていないのです。
その際は、キャッシュ、または一時ファイルを消去して下さい。IEでは「ツール」→「インターネットオプション」→「インターネット一時ファイル」で「ファイルの削除」を、Firefoxでは、「ツール」→「オプション」→「詳細」→「オフラインデータ」→「今すぐ消去」を行なって下さい。
ただし、私はネットワークの専門家ではありませんので、できれば先にパソコンなりブラウザの専門書を読んで下さい。私が書いた方法が妥当かどうかには、申し訳ありませんが、責任はとりかねます。
生誕百年記念企画 お祝いのメッセージ
横溝正史関連サイトリンク集
初心者のための、横溝正史&金田一耕助ガイド
更新履歴及び横溝的日記 最終更新日には反映させませんが、随時更新しています。
横溝正史関連書籍
横溝作品の音楽
横溝作品の映像
横溝正史に関する雑談
角川文庫旧版・リスト
お知らせがぎりぎりになってしまったのですが、スカパー!のホームドラマチャンネルとTBSチャンネルとで、7月と8月、2時間ドラマ版の古谷一行金田一耕助シリーズ32作全作品を放映するようです。まだ間に合いますので、よろしければどうぞ。(2013.06.27) |
CSの「悪魔が来りて笛を吹く」ですが、あまりいいプリントではないようで、変に暗く見えるのですが、私が劇場で観たときには、もっと暗い部分が明るく出ていました。まあ、あまり作品の評価が高くない作品ですので、贅沢は言えないのですが、できればリマスターして欲しい、と思います。(2011.6.5) |
初心者のためのガイドの内容を、一部(横溝正史の小説が全部読めるのか? と、「横溝正史読本」の価値に関する暫定的な改訂)変更しました。どうものんきでいるうちに、情勢はどんどん変わっていて、情報の更新が遅れております。申しわけありません。(2009.11.04) |
戎光祥出版から、「横溝正史研究」が創刊されました。二松学舎大学に収められた資料を中心として、研究者がさまざまな角度から、横溝正史を研究・紹介している好著です。 創刊号の特集は「金田一耕助登場」。非常に読みやすく、分かりやすい本になっています。古谷一行のインタビューが載っているのも貴重です。ぜひどうぞ。(2009.05.25) |
横溝正史の単行本未収録短篇が、次々に本になっています。論創社からは、「横溝正史探偵小説選」がIからIIIまで出ました。 横溝正史の研究者、黒田明さんのお話では、「霧の夜の出来事」は、先に横溝正史宅(山梨に移築されたものかと思います)で発見された原稿類の中に含まれていたもので、その他、長いこと所在や全貌が不明だったものがほとんどのようです。是非ともこの機会にお求め下さい。(2008.10.05) |
すみませんが、お願いがあります。どなたか、愛川欽也が金田一耕助を演じた「吸血蛾」をお持ちではないでしょうか。お持ちだったら、ぜひ見せて頂きたいのですが……。どうか、よろしくお願い致します。(2004.5.29) |
横溝正史の生誕百年を祝い、いろいろな方から、お祝いのお言葉をいただきました。(到着順)
こちらをお訪ねの方も、職業・立場を問わず、 hayami@yokomizo.net へのメールで、お祝いのメッセージをひと言残していただければ幸いです。随時掲載し、将来も半永久的に(少なくとも製作者が生きている間)保存致します。
●金田一耕助アートウェーブの管理人、ノンさんから。
「感動の名作の数々は、今も多くのファンに読み継がれています。これからもずっと・・・」金田一耕助アートウェーブ
●金田一耕助探偵事務所の管理人、わかんない さんから。
「横溝死すとも、金田一は死せず。
横溝作品は永遠に眠らない。私たちが眠らせはしない。」
●横溝Worldの管理人、ふみさんから。
「横溝先生に夢とロマンを教わりました。これからもずっと私の「生涯の師」です!」
● [NIGHT CLUB KKK]管理者の、友成ゆきみさんから。
「何年経っても色あせない作品達は、読むたびに新たな感動を与えてくれます。」
●横溝正史ブックカバーライブラリーの管理人、KENさんから。
「横溝正史の存在なくして、日本探偵小説界の復興なし。
横溝正史との出会いなくして、現在(いま)の自分なし。」
●金田一耕助博物館館長の木魚庵さんから。
「100年前に生まれた小さな生命が、実は大きな奇蹟であったことを、100年後の僕たちは知っています。永遠に燃えさかる浪漫の炎の、最初の節目としての生誕百年、お祝い申し上げます」 金田一耕助博物館 館長 木魚庵
●横溝正史資料館の管理人、ニシムラさんから。
横溝正史先生の作品に出会って、私の人生が変わりました。
「推理とは何か?」「トリックとは何か?」そして「ロマンチックとは何か?」を本の中から教えていただきました。もちろん、江戸川乱歩先生の、小栗虫太郎先生の、
その他多くの「探偵小説」にも感服いたします。
しかし何よりも、「探偵小説」で涙が出てきたのは横溝先生の作品だけです。
敬愛する横溝正史先生の生誕100年に当たりまして、心からお祝い申し上げたいと思います。
●第18回横溝正史賞受賞作家、山田宗樹さんから。
横溝作品は何十年にもわたって読者を獲得し、繰り返し映画化・テレビ化され、後に続く作品群に避けがたい影響を与えている。そして21世紀に入ってもなお、朽ちることなく輝き続けている。これはほんとうに凄いことだ。
●ミステリ作家、芦辺拓さんから。
今から四半世紀、いや三十年近くも前のこと。いかなる作為もなく自然発生的に一つのムーヴメントが起こりました。それは、《物語》の面白さに飢えた若い読者たちと、一人の探偵小説家の幸福な出会いが生んだものでした。
私は今も覚えています。金田一耕助シリーズをはじめとする謎と論理、怪奇と活劇に満ちた作品群が乱舞した日々のことを。そこでは“活字離れ、小説離れ”などという決まり文句の弱音は、単なるたわごとにしか聞こえませんでした。
そして、その中で私は知ったのです。真に面白い《物語》は、たとえ一度は滅んでも必ずやよみがえり、読み継がれてゆくことを。そこには、いかなる時の流れやつまらぬ小理屈も関係ないのだと。それは、私たち創作を志すものにとって、最も勇気づけられる事実でした。
曲がりなりにも探偵小説家となった今、あの“横溝ブーム”のころが自分たちにとって一つの原点だったとつくづく感じます。そして齢八十を前にして、なおも「このあと書きたい小説」について語り続けた大横溝の姿こそは、われわれはるかな後進にとって何よりの励みとなっているのです。
●このサイトの製作者、早見裕司から。
その頃私は、海外ミステリオンリーの読者でした。
その私に、日本に本格あり、と教えてくれたこと。
本を次々に読みふけったこと。
映像では、「犬神家の一族」で、邦画をも見直すようになったこと。
すべて、若き日のいい思い出であり、ターニングポイントでした。
横溝正史は、私の青春でした。そして、今も。
●ミステリ作家、太田忠司さんから。
横溝正史に対しては、「好き」なんて言葉では語れません。敬愛していますです。
『獄門島』は日本ミステリのオールタイム・ベストです。
ここのところスカパーの日本映画専門チャンネルで横溝映画の特集をやってますが、できる限り観ています。先日も『病院坂の首縊りの家』を観ました。映画館で観たときは「いいかげん市川崑も横溝映画を作るのに飽きてきたのかなあ」という感想だったんですが、観返してみるととんでもない、味わいのある画でしたね。
横溝という作家は日本の風俗因習、つまりメンタリティと本格ミステリのエッセンスを融合させることに長けた作家でした。多分、この方面では随一の手練れでしょう。金田一ものの最初の長編である『本陣殺人事件』から最後の長編となった『悪霊島』に至るまで、終始その手筋に衰えはなかったですね。ときに通俗に流れたりトリックに安易さが透けたりしたことはあっても、基本的な作家としての技量が比類ないものだったので、どの作品も水準を越えているのが素晴らしいです。
ちなみに僕のベスト5を選ぶなら『獄門島』『本陣殺人事件』『悪魔が来たりて笛を吹く』『蝶々殺人事件』の本格ミステリ4作に、戦前に書かれた幻想的なサスペンス『真珠郎』を入れます。帝都を恐怖に陥れる殺人美少年……いいよなあ。
(2002.5.25 太田忠司掲示板に書かれたメッセージを許可のもと転載)
●ミステリ作家、愛川晶さんから。
横溝正史からミステリーを読み始めたという読者は多いと思います。私もその一人でした。
胸がときめいてくる道具立て、いわくありげな登場人物、神のごとき推理力を誇る名探偵、そして、理路整然とした謎解きの論理。本格ミステリーの理想の姿に最初に触れられたことは、本当に幸せだったと思っています。
晩年の作品、例えば『悪霊島』などは、作品全体の中で考えれば、大傑作とは呼べませんが、あの高齢で、あれだけの壮大な物語を書き上げたという点に驚嘆させられます。
何とか細々と書き続けて、もちろん遠くは及ばないものの、一歩でも半歩でもあの峰の高さに近づきたいものだとと、生誕百年という節目に、見分不相応な望みを抱きました。
●「クラブ33」会員番号NO1薫葉豊輝(かおるは・ひろき)さんから。
「本格の父が誕生して一世紀。そして今、新世紀のハーメルン
の笛の音は、O県の谷底から聞こえてくる」
●推理作家 石井敏弘{CLUB33代表}さんから
正史によせて
自分にとって横溝正史は、乱歩・ルブランと並ぶ推理体験の原点でした。本格ミステリのめくるめく幻想世界と謎解きの妙! 全てはここから始まった!
正史生誕100年はミステリのあらたな再生創造の分岐点だ。
★以下は、5月24日当日に寄せられたお祝いのメールです。
・かわぐち@白梅軒です。帰ってからだと、本日中に間に合わない可能性もあるので、携帯から。生誕100年おめでとうございますーって早見さんに言っても仕方のないことですが。今日は横溝をなにか読むと決めておりましたが、私が選んだのは、ちくま文庫の『横溝正史集』。再読、再々読以上がほとんどですが、やはりおもしろい。今日中に読み終わらないと思いますが、確か明日25日が本当の誕生日という説もあったと思うので丁度いいかな?
川口且真
・横溝正史先生、百回目の誕生日おめでとうございます。
先生の生み出した名探偵・金田一耕助をはじめとする全てのキャラクターとともに先生の名前と業績が永遠に残ることを、私は確信しています。
私は、私たちの次の世代の横溝ファンを育てていきたいと思っています。って、息子なんですけど。どうぞ、見守っていてください。
金田一耕助を演じられた石坂浩二さんが、いま病気と闘っています。一日も回復されることを祈っていますが、どうぞ先生もお力をお貸しください。 半兵衛
・風々子です
生誕100年とは、なんとめでたいことでしょうか。
それにも増して喜ばしいのは、世紀を越えてなお、
横溝正史の作品が現役のエンターテイメントとして
立派に生き残っていることです。
これからも時の試練に耐え続け、
いつまでも現役で読み継がれることを願ってやみません。
お言葉をお寄せいただいた皆さま、どうもありがとうございます。
メッセージは半永久的に(少なくとも製作者が生きている間)保存致します。